一つは、永遠の冬に閉ざされた極寒の地。

もう一つは、喋る動物や動くトランプが住む、不思議な国。

そこで出会う女王たちは、果たして夢か幻か……

◆ストーリー

新たにページを開かれ、始まった獣の物語――

本の名は、「ゴブリンの巣穴」。

次なる章は、“白銀の世界”と“摩訶不思議な王国”。

凍てつく孤城で呪いを背負う、氷の女王。

不快の種を根絶やしにする、ハートの女王。

恋心も自身の存在すら隠す、偽りの女王。

そんな“幻想”のような女王たちに、ゴブリンの魔の手が忍び寄る――

◇雪の女王(『雪の女王』)
「心さえも、氷たらんと心得よ。そうすれば――」
生命を寄せ付けない氷の世界に君臨する、民なき国の女王。
苦い過去を氷に閉じ込め、この真っ白な世界で孤独に生きるが――
ある日、少年と出会い、彼女は一生で一度の恋をする。

◇ハートの女王(『不思議の国のアリス』)
「ハートの女王の命令は、絶対。それが、この不思議の国のルールなのです」
あいつも死刑、こいつも死刑、そいつもどいつも全員、死刑。
クロッケー好きのトランプの女王陛下は、今日もまたご乱心。
ほらまた、庭に迷い込んだ少女を捕まえては、好き勝手に怒鳴り散らします。

「我が居城に土足で踏み入った報い、受けさせてくれようぞ!」
何処までも続く白い大地を越えて、遂に少女は想い人との再会を果たす。
しかし時は無情で、彼はもはや、かつての彼ではなくなっていた――
それでも少女は、叶わぬ恋と知りながら、彼のそばを離れないと誓うのだった。

※本作は「ゴブリンの巣穴　the Fable」の『単体動作可能』の拡張データになります
本体を持っていなくても、2人のヒロインを攻略できます。

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